構造物(建築・土木)建設予定地の地盤状況(強度特性・沈下特性)を調べることを目的とする。
比較的規模の大きい構造物は、機械ボーリングや原位置試験、サンプリングなどにより実施されることが多い。
住宅などの小規模構造物の場合は、先端がスクリュー状になった棒を回転させるスクリューウェイト貫入 試験が用いられている。
ボーリング調査等によって採取された試料(乱した・乱さない)を室内に置いて、物理特性・力学特性等の各試験を行います。
さく井工事とは一般的にボーリング機械を用いてさく孔、さく井を行う工事の事を言います。
地下水・温泉・地熱など多種多様で、さく井工事に付帯した揚水揚湯設備(ポンプなどの設置)工も含まれます。
弊社では、東日本大震災の教訓を生かし、災害時の飲料水、雑用水の確保として、防災井戸の設置を進めています。
防災井戸とは、昔ながらの手押しポンプ付き井戸で、有事発生以外にも畑や花壇などの散水として、またお庭のオブジェとして利用できます。
基礎底面まで掘削を行い基礎に見立てた小さな鋼板(直径30㎝)を置いて、設計荷重を上回る実荷重をかけて沈下量を測定し、地盤支持力度を判定する試験です。比較的短時間に地盤の支持力度を直接的に測定できる利点があります。